環境保全研修令和2年度
瀬戸内海環境保全トレーニングプログラム研修
瀬戸内海の環境保全に係る事務を担当する府県・政令指定都市・中核市や、環境保全の実践活動を行っている環境衛生団体・漁業団体の職員等で、新たに瀬戸内海の環境保全業務に従事する者を対象に、瀬戸内法や環境技術等、専門的知識を習得することを目的として、研修を行っています。
令和2年度研修
- 日時
- 令和2年10月27日(火)~29日(木)
- 場所
- 大阪市 おおさかATCグリーンエコプラザ
- 参加人数
- 12名(4府県7市1団体)
講義
- 瀬戸内海の海洋環境総論 ~過去・現在・未来への視点~
講師:広島大学名誉教授 松田 治 氏 - 瀬戸内海における今後の環境保全の方策の在り方について
講師:環境省閉鎖性海域対策室 審査係長 佐藤 文哉 氏 - 瀬戸内海の水産資源から見た環境の変遷
講師:水産大学校 元代表 鷲尾 圭司 氏 - 豊かな大阪湾の創出に向けた大阪府の取り組みについて
講師:大阪府環境保全課環境計画グループ゚総括主査 山本 祐一 氏 - 大阪湾フェニックス計画と大阪湾の海域環境保全に向けた取り組み
講師:大阪湾広域臨海環境整備センター環境課長 石倉 洋介 氏 - 大阪湾の環境への影響因子と管理・改善方策
講師:大阪大学大学院教授 西田 修三 氏
現地研修
視察:おおさかATCグリーンエコプラザ環境ブース、大阪南港野鳥園、さきしまコスモタワー展望台、海遊館
班別討議及び全体討議


各団体合同研修会
令和2年11月20日に福岡県で開催を予定していましたが、新型コロナウイルスが全国的に拡大している状況を踏まえ、中止いたしました。
賛助会員等研修会
当協会の賛助会員であり、ともに瀬戸内海の環境保全に取り組んでいる企業間のネットワークづくりの場として、企業ニーズを踏まえながら研修会を実施しています。
令和2年度
第1回研修会(現地研修)
テーマ:水素エネルギー及び下水汚泥の有効利用
- 日時
- 令和2年11月13日(金)
- 参加人数
- 26名(企業等:16名、自治体等:10名)
- 講義・見学
- (1)水素エネルギーに関する取組について [川崎重工業株式会社](兵庫県神戸市)
・概要説明
・施設見学(神戸液化水素荷役実証ターミナル、水素コージェネレーションシステム スマートコミュニティ実証サイト) - (2)下水汚泥の有効利用について [東灘処理場](兵庫県神戸市)
・概要説明
・施設見学(こうべバイオガス実証施設、こうべハーベスト実証施設、消化タンク)

川崎重工業株式会社による概要説明

東灘処理場での施設見学
第2回研修会(座学研修)
テーマ:豊かな瀬戸内海の実現に向けた今後の方向性について
- 日時
- 令和3年1月27日(水)13:30~16:40
- 場所
- 三宮研修センター(神戸市中央区)
- 参加人数
- 100名(会場:20名、Web:80名)
- 内容
- (1)基調講演
「瀬戸内海における水環境の変遷と豊かな生態系の回復」
講師:放送大学 理事・副学長 岡田 光正 氏 - (2)講演1
「瀬戸内海における今後の水環境行政について」
講師:環境省 水・大気環境局 水環境課 閉鎖性海域対策室
室長補佐 浜名 功太郎 氏 - (3)講演2
「豊かで美しい瀬戸内海再生にかかる兵庫県の取組状況」
講師:兵庫県 農政環境部 環境管理局
水大気課長 上西 琴子 氏 - (4)講演3
「イカナゴ漁業から見た瀬戸内海東部の水産業の現状と今後の在り方について」
講師:兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センター
技術参与 反田 實 氏


特別講演会(公開講座)
令和2年度
令和2年度定時総会の終了後、同じ会場で特別講演会を開催する予定でしたが、定時総会が新型コロナウィルス感染症に鑑み、書面開催となったため、中止しました。