海ごみロゴ HOMEお問い合わせサイトマップ協会TOP 海ごみの回収をやってみよう!
home > 海ごみの回収をやってみよう!(指標漂着物の特徴−プラスチックボトル等のキャップ)
指標漂着物の特徴(プラスチックボトル等のキャップ)
 プラスチックボトルを代表する※ペットボトルの生産量は,1996年の500mL以下容器の生産自主規制解除後,年々増加しており,2001年には,1996年の2倍の40万トンにまで達しました。ペットボトルの海岸に散乱する量も膨大で,2005年のICC(国際海岸クリーンアップキャンペーン)の国内結果では,12,545個が回収されて,ワースト13位(飲料用プラボトル)となっており,1993年の構成割合と比較して最も構成割合の増加率が高い品目(2000年)となっています(下図参照)。
 一方,プラスチックボトル等のキャップは,飲料用プラボトル以上に回収されており,同じくICCの結果では,ワースト7位(ふたキャップ)となっています。このキャップも,1993年以降,割合が増加している品目の一つです。今回,プラスチックボトル等のキャップは,数量がある一般生活ごみの代表として,漂着量の時系列変化を得るための指標漂着物に選定されました。
1993年の構成割合を100とした場合の水際ごみの変化(国際海岸クリーンアップキャンペーン'93〜'00水際結果より) 画像:プラスチックボトルキャップ

※ペットボトルおよびペットボトルのキャップは,京都府京丹後市の琴引浜において流出国が判別できることから,定期モニタリングにおける指標漂着物にされています。

←前へ 次へ→