令和7年度瀬戸内海の環境保全・創造研究ワークショップ
投稿日:2025年11月17日
テーマ
地球温暖化による瀬戸内海への影響を考える
| テーマ | 地球温暖化による瀬戸内海への影響を考える |
|---|---|
| 日時 | 令和7年12月11日(木)13:30~17:00 |
| 会場 | スペースアルファ三宮 中会議室(神戸市中央区三宮町1-9-1 三宮センタープラザ 6階) |
| 主催 | 特定非営利活動法人瀬戸内海研究会議 |
| 後援 | (公社)瀬戸内海環境保全協会、瀬戸内海環境保全知事・市長会議、ひょうご環境保全連絡会 |
| 定員 | 240名(先着順)会場:40名 Web:200名 (WebシステムはZoom Webinarを使用) |
| 申込方法 【Eメール】 |
件名を「ワークショップ参加申込」としていた だき、次の1)~3)を 明記の上、瀬戸内海研究会議 (web@seto.or.jp) にお申込みください。 1)氏名(ふりがな)、2)所属名、3)連絡先(Eメール、電話番号) 4)参加方法(会場参加またはオンライン参加を明記してください。) |
| 資料 | ワークショップちらし |
趣旨
2025年の夏は記録続きの暑い日が続きましたが、瀬戸内海の水環境、生態系、水産資源への影響がますます危惧されるところです。2021年に改正された瀬戸内海環境保全特別措置法では、「気候変動による水温の上昇その他の環境への影響が瀬戸内海においても生じていること及びこれが長期にわたり継続するおそれがある」(第二条の二)と明記され、瀬戸内海環境保全基本計画では、「気候変動の影響も踏まえた栄養塩類と水産資源の関係等について、(中略)調査研究を行っていく」としています。瀬戸内海研究会議としても積極的に取り組むべき課題と考えています。
今回の瀬戸内海研究会議のワ-クショップは、「地球温暖化による瀬戸内海への影響を考える」をテ-マとしました。地球温暖化が進む中にあって、瀬戸内海における水質や魚類の状況、海洋環境・生態系や藻場生態系への影響の予測、および新しい生態系モデル開発についての最新の知見を紹介していただき、参加者の皆様との議論を通してこれからの瀬戸内海を考えていきたいと思います。
内容
開会あいさつ 13:15~13:25
理事長挨拶 多田邦尚(香川大学農学部教授)13:15~13:20
趣旨説明 駒井 幸雄((特非)瀬戸内海研究会議副理事長兼企画委員長) 13:20~13:25
研究発表
①気候変動が瀬戸内海へつながる湖の水質と水質保全対策に与える影響
13:25~14:05
永禮 英明(岡山大学学術研究院 環境生命自然科学学域 教授)
②気候変動に伴う暖冬がもたらすマダイの越冬域の変化と漁獲量の増加
14:05~14:45
山本 昌幸(福井県立大学 海洋生物資源学部 海洋生物資源学科 教授)
③瀬戸内海における養殖ワカメの気候変動影響予測
14:45~15:25
鬼塚 剛(国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産技術研究所
環境・応用部門 沿岸生態システム部 漁場生産力グループ グル-プ長)
(10分休憩 15:25~15:35)
④今後100年間に生じる水温変動が藻場生態系に与える影響と今後の可能性
15:35~16:15
島袋 寛盛(国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産技術研究所 環境・応用部門 沿岸生態システム部
漁場生産力グループ 主任研究員)
⑤気候変動緩和と豊かな海創造を堆積物と水を統合して考える —プロセスベース生態系モデル開発の試み—
16:15~16:55
相馬 明郎(大阪公立大学大学院工学研究科 都市系専攻環境創成領域 教授)
閉会あいさつ 16:55~
春名 克彦((特非)瀬戸内海研究会議副理事長)