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令和6年度瀬戸内海の環境保全・創造研究ワークショップ

投稿日:2024年11月5日

テーマ
きれいで豊かな瀬戸内海の実現を支える研究の最前線

テーマ きれいで豊かな瀬戸内海の実現を支える研究の最前線
日時 令和6年12月13日(金) 12:30~17:00
会場 三宮研修センター(神戸市中央区八幡通4丁目2-12 FRⅡビル)
主催 特定非営利活動法人瀬戸内海研究会議
後援(予定) (公社)瀬戸内海環境保全協会、瀬戸内海環境保全知事・市長会議、ひょうご環境保全連絡会
定員 250名(先着順)会場:50名 Web:200名  (WebシステムはZoom Webinarを使用)
申込方法
【Web参加】
Zoomウェビナーからお申し込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_OTi6IVVFSNmc6cTn2lEm1g#/registration
Zoomウェビナー
申込方法
【会場参加】
Googleフォーム、もしくはメールでお申し込みください。
(1)Googleフォーム
https://forms.gle/XBEGihnuc4dcAAtZ9
Googleフォーム
(2)メール
チラシ裏面の参加申込書に必要事項をご記入の上、件名を「ワークショップ参加申込」として、web@seto.or.jpへメールをお送りください。
資料 ワークショップちらし

趣旨

瀬戸内海環境保全特別措置法の制定から50年を経て、きれいで豊かな瀬戸内海の実現に向けた新たな施策の展開が期待されています。それを進めていく上での科学的知見の集積は重要であり、基礎から応用までの多様な研究が求められています。
瀬戸内海研究会議では、これまで瀬戸内海の環境について長期的短期的な視点から毎年様々のテーマでワークショップを開催してきましたが、今回のワークショップは2部構成としました。
第1部では、瀬戸内海環境保全知事・市長会議の委託を受けて実施している令和4~6年度「瀬戸内海の環境保全・創造に係る研究」のサブテーマ「瀬戸内海における栄養塩濃度の時空間変動に伴う低次生態系応答に関する研究」、「海洋プラスチック汚染の防止に向けた陸域におけるプラスチックごみの散乱状況の把握と流出防止策の研究」及び「播磨灘南部を対象とした海洋プラスチックごみの起源と分布に関する研究」について、3題の講演を行います。
第2部では、令和4~6年度実施の環境省環境研究総合推進費「特定海域の栄養塩類管理に向けた評価手法開発」のサブテーマである「フィージビリティ評価と現状把握のためのモニタリング技術開発」と「瀬戸内海全域モデルから特定海域を切り出し、特定海域に最適化させた影響評価モデル開発」に関わる4題の講演です。
これらの研究成果について分かりやすく紹介いただくとともに参加者との議論を通して、本ワークショップがこれからのあるべき瀬戸内海に向けた施策を展開する上で、何が必要かを考える契機になることを期待しています。

内容

開会あいさつ 12:30~12:35

理事長挨拶 多田邦尚(香川大学農学部教授)
趣旨説明 駒井 幸雄((特非)瀬戸内海研究会議副理事長兼企画委員長)12:35~12:40

第1部 令和4~6年度「瀬戸内海の環境保全・創造に係る研究助成」報告 12:40~14:40

①瀬戸内海における栄養塩濃度の時空間変動に伴う低次生態系応答に関する研究
12:40~13:20
吉江 直樹(愛媛大学 先端研究院先端研究高度支援室 リサーチ・アドミニストレーター)
②海洋プラスチック汚染の防止に向けた陸域におけるプラスチックごみの散乱状況の把握と流出防止策の研究
13:20~14:00
原田 禎夫(同志社大学 経済学部 准教授)
③播磨灘南部を対象とした海洋プラスチックごみの起源と分布に関する研究
14:00~14:40
石塚 正秀(香川大学 創造工学部 教授)


(10分休憩 14:40~14:50)

第2部 「特定海域の栄養塩類管理に向けた評価手法開発」(環境省環境研究総合推進費) 14:50~16:50

①下水処理場の季節別運転が海域水質に及ぼす影響評価
14:50~15:30
西嶋 渉(広島大学 環境安全センター 教授)
②エンドメンバー分析による海域の水質への下水処理場放流水の寄与の評価
15:30~15:50
中井 智司(広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授)
③広湾の季節別運転が植物プランクトンに及ぼす影響と効果
15:50~16:20
越川 海(国立環境研究所 地域環境保全領域 海域環境研究室 室長)
④瀬戸内海・広湾の栄養塩類管理を対象とした影響評価モデルの開発と数値実験
16:20~16:50
東 博紀(国立環境研究所 地域環境保全領域 海域環境研究室 上級主幹研究員)

(3)閉会あいさつ 16:50~

春名 克彦((特非)瀬戸内海研究会議副理事長)