HOME > 普及啓発 > 研究フォーラム > 瀬戸内海研究フォーラム in 奈良

瀬戸内海研究フォーラム in 奈良

投稿日:2015年12月7日

テーマ
瀬戸内海における地域資源の再評価と再編-豊かな里海創成期の転機に立つ瀬戸内海-

テーマ 瀬戸内海における地域資源の再評価と再編-豊かな里海創成期の転機に立つ瀬戸内海-
日程 平成27年9月3日~4日
場所 奈良県文化会館(奈良県奈良市)
資料 瀬戸内海研究フォーラム in 奈良 開催結果概要
ポスター最優秀(No.6 齋藤光代)
ポスター優秀(No.25 前田真里)
ポスター優秀(No.21 井餘田美知)

趣旨

瀬戸内海は、瀬戸内海環境保全特別措置法制定40周年、瀬戸内海国立公園指定80周年を経て、今、歴史的に大きな転機に立っている。環境保全においては地域特性を重視した新たな段階に進む局面にあり、風景等の地域資源においても新たな掘り起こしがはじまっている。瀬戸内海は瀕死の海を脱したものの、生物多様性と生物生産性の豊かさの回復が課題であり瀬戸内海全体の管理から地域性・季節性に合ったきめ細かい管理へと再編されようとしている。風景の見方も内海多島海景観の俯瞰から、島嶼内部の生業景観の巡り歩きへと変化し、文化的景観、産業景観等の評価とともに、風景が再編されようとしている。
瀬戸内海は世界からも注目されつづける不思議な場所である。19世紀に欧米人にいち早く絶賛されて以来、21世紀の現在、海と人の共生するSATOUMIとして世界から評価されはじめ、直島のアートや瀬戸内国際芸術祭が世界から注目されている。瀬戸内海の再評価と再編がお
きている。
本フォーラムは、奈良特有の地域資源の生成を環境と文化の関係から紹介しつつ、海域、風景等の地域資源の再評価と再編の観点から、豊かな里海創成期の転機に立つ瀬戸内海を浮きぼりにしたい。

関係機関

主催
特定非営利活動法人瀬戸内海研究会議
共催
瀬戸内海環境保全知事・市長会議
協賛
(公社)瀬戸内海環境保全協会
後援
環境省、奈良県、奈良市、奈良県立大学、関西学院大学

運営委員会

委員長
西田 正憲(奈良県立大学地域創造学部教授・(特非)瀬戸内海研究会議理事)
委員
佐山 浩 (関西学院大学総合政策学部教授)
藤井 智康(奈良教育大学教育学部准教授)
井原 縁 (奈良県立大学地域創造学部准教授)
柳原 章二(奈良県くらし創造部景観・環境局環境政策課課長)
油谷 彰浩(奈良市環境部環境政策課課長)