瀬戸内海研究フォーラム in 香川
投稿日:2025年5月8日
テーマ
豊かな海の実現戦略
テーマ | 豊かな海の実現戦略 |
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日程 | 2025年9月8日(月)、9日(火) |
場所 | サンポートホール高松(香川県高松市サンポート2-1) (本会場)4階 第1小ホール (ポスター掲示会場)4階 第1小ホール ロビー・ホワイエ |
資料 |
ポスター発表募集のご案内 【応募締切:2025年6月18日(水)】 ※応募者多数の際には先着順とさせていただき、定員になり次第、受付を終了します。 ・ポスター発表 募集案内 ・ポスター発表 申込書 ・第32回 2025年度 瀬戸内海研究フォーラムin 香川 チラシ(仮) |
ポスター発表募集
フォーラムでは、「豊かな海の実現戦略」をテーマとしたポスター発表の機会を設けています。学生や社会人、年齢や所属を問わず、ぜひご応募ください。ポスター発表の詳細については、上記の資料をダウンロードの上、ご確認ください。
フォーラムの趣旨
2015年10月に一部改正された「瀬戸内海環境保全特別措置法」において、瀬戸内海を「豊かな海」とする考え方が明確にされた。「豊かな海」とは、水質が良好な状態で保全されるとともに、生物の多様性及び生産性が確保されるなど、瀬戸内海の有する価値や機能が最大限に発揮された海を意味する。(環境省「きれいで豊かな海を目指して」、2018年より)
また、香川県では、「人と自然が共生する持続可能な豊かな海」として、「美しい海」「生物が多様な海」「交流と賑わいのある海」が相互に関係しながら同時に成り立つ海を目指すべき香川の「里海」の姿としている。(香川県「かがわの「里海」づくりビジョン」、2013年より)
これらのことから、「豊かな海」の実現には、環境保全、水産業振興、観光振興の3つが同時に実現されることが重要だと考えられる。したがって、今回のフォーラムでは、環境保全に重きを置きつつも、水産業振興、観光振興についても、瀬戸内海の現状や今後の展望を含めて考察が必要である。
そして、「豊かな海」の実現、すなわち環境保全、水産業振興、観光振興の3つの同時実現のためには、新たな研究や技術開発(モノ)、行政とも連携した住民の主体的な活動と連携(コト)、それらの基底をなす新しい見方、価値観が極めて重要だと考える。
このような観点に立って、各セッションを企画した。以下、各セッションについて概略を説明する。
第1セッション「「豊かな海」とは?」では、現状の瀬戸内海の生態系を見定めた上で、肯定的に捉えてみるというセッションであり、環境、水産業、観光の観点から、新しい見方を提示する。
第2セッションはポスターセッションであり、例年の通り実施する。
第3セッション「瀬戸内海の環境保全と水産業振興に向けて」では、環境保全と水産業振興の両者に資する社会実装系研究についてのセッションであり、新たな技術開発とともに、文理融合で進む新たな価値創出の可能性についても考察する。
第4セッション「プラスチック環境汚染に対する取り組み」では、プラスチック環境汚染の現状を知り、生態系を守るために必要となる対策について考えるセッションであり、新たな研究成果と環境保全のための新たな市民の活動・連携について紹介する。
本フォーラムに関わるすべての人たちと「豊かな海」の実現に向けて精進したい。
関係機関
- 主催
- 特定非営利活動法人 瀬戸内海研究会議
- 共催[予定]
- 瀬戸内海環境保全知事・市長会議、瀬戸内海水環境研会議
- 協賛[予定]
- (公社)瀬戸内海環境保全協会
- 後援[予定]
- 環境省、香川県、高松市、香川大学
運営委員会
- 運営委員長
- 原 直行 香川大学経済学部 教授
- 幹事長
- 一見 和彦 香川大学農学部 教授
- 運営委員
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山口 一岩 香川大学農学部 教授
石塚 正秀 香川大学創造工学部 教授
中國 正寿 香川大学瀬戸内圏研究センター 特命助教
佐藤 敏幸 香川県環境森林部環境管理課長
柏山 浩史 香川県農政水産部水産課 次長兼課長
鎌田 豊 高松市環境局環境対策課 次長兼課長
千原 涼子 瀬戸内海水環境研会議(香川県環境保健研究センター)