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海洋ごみ削減に向けた提言
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瀬戸内海における海洋ごみ削減への提言
◆取組の方向性
  • 瀬戸内海の海洋ごみ削減は、流入量の抑制と回収努力の促進を陸域及び海域において併用し行うことが必要
◆陸域における対策
  • 陸域での日常生活におけるごみ発生量の抑制
  • 発生者探しではなく発生行為の排除方法の検討
  • 河川・海域に入る前の陸域でのごみ回収が重要
  • 陸域から海洋への流入量を効率的に削減するためには、ごみが集約される場所(堰・河口など)での「定期的」回収が有効(重点回収)
◆海域における対策
  • 海域由来の各発生源について削減対策を実施
  • 海岸漂着ごみは一部の海岸に高密度に偏在しているため、重点的に回収し効率的に現存量を削減(重点地点回収)
  • 海岸漂着ごみ量の時間変動を把握して、漂着量が多い時期に集中して実施(漂着期重点回収)
  • 市民の“意識と行動の変化”を促すための市民参加型のモニタリング・回収が必要
  • 海底ごみの回収の推進には、回収物の処分に対する支援制度が有効
◆行政の果たすべき役割
  • 瀬戸内海全体を俯瞰する高い視点と広い視野を持つ(全体的視点)
  • 海域全体で継続的に協力するための調整や仕組み作り
  • 外海への流出もあり、内海の責任という視点を踏まえた施策展開
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