● 趣 旨
本事業では「香川の浜辺をはだしで遊べる砂浜に」を目標として、香川県沿岸・島嶼部の清掃活動を行う。併せて様々な自然体験活動を通して海を身近に感じ、海辺に出かけ、環境を考えるきっかけづくりを行う。
● 内 容
- @香川県三豊市大蔦島は公園として整備されているが、徒歩で近づけない無人浜はごみが放置され景観を損ねている。SUPとシーカヤックを用いてアクセスし、清掃する
- A「父母ヶ浜で、はだしで遊ぼう」香川県三豊市の父母ヶ浜のクリーンアップ行い、その拾得物を用いたクラフト教室および裸足ランニング教室で裸足であそべる環境のすばらしさ、尊さを体感する。
● 実施日
@平成28年6月12日(日)、A平成29年3月26日(日)
● 実施場所
@香川県三豊市仁尾町 大蔦島(蔦島公園)
A香川県三豊市仁尾町 父母ヶ浜
● 実施結果と成果
@では徒歩や動力船でアクセスできない浜に放置されたごみを、機動力のあるSUPとシーカヤックを用いて回収した。40名が参加し、安全配慮のためプロガイドと伴走船が同行した。清掃後は、専門家による瀬戸内の海ごみについての解説があり、参加者の環境保全意識の醸成につながった。
AではInternational Coastal Cleanup(ICC)所定のデータカードに基づいてごみの種別・数を客観視し、海ごみの地域性を考える機会とした。その後、浜の拾得物を使ったクラフト教室と裸足ランニング教室を実施した。親子連れを中心に合計34名の参加があり、環境美化とともに裸足で遊ぶ事のできる環境の尊さを体感した。@A共通して、浜辺の環境美化とともに、専門家の解説と自然の中での遊びを通じて、瀬戸内の身近な環境問題である海ごみ問題について、遊び心を持ちながら関心を引き出すことができた。@A共に地元メディア(新聞、FMラジオ、テレビ)への露出もあったため、本事業を広く知ってもらえることになった。
(助成額:40万円)