- 団体名称
- 特定非営利活動法人 人と自然とまちづくりと
- 連絡先
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Email:tidalflat01@mail.goo.ne.jp
活動の概要
● 趣 旨
和歌山市の南西部に位置する和歌の浦干潟と片男波海水浴場において、地域の子どもを対象に海岸清掃を実施。それぞれ異なる場所から拾ったゴミを「ゴミ調査・データカード」を用いて比較し、場所ごとの特性を考察するとともに、ゴミがどこから来ているのかを考え、ゴミを教材として活用することで海についての学びを深める。
● 内 容
【1回目】海岸清掃、及び集めたゴミの分類。分類には「ゴミ調査・データカード」を用いた。
【2回目】集めたゴミ等を使用し、漂着物アート(シーボーンアート)を創作した。
● 実施日
平成28年10月29日(土)、11月5日(土)
● 実施場所
和歌山県和歌山市
● 実施結果と成果
【1回目】海岸清掃
海岸清掃の結果では、和歌浦干潟に比べ、片男波海水浴場の方がゴミが多かった。また、片男波海水浴場では、タバコの吸殻・フィルターが最も多く、176個回収した。
このような結果となった原因として、子ども達は2つの場所の地理的要因(海水浴場は外海に面しているが、干潟は面していない)と訪問者数の違うという意見を挙げた。また、海水浴場に来る人だけでなく、川上から川を通じ海水浴場にフィルターが辿り着いたこと、加えて川上においてフィルターを捨てる大人がいることについても意見が挙がった。
【2回目】シーボーンアート創作
1回目に実施した海岸清掃の際、収集した漂着ゴミの一部を材料とし、シーボーンアートと呼ばれるゴミを用いたアート創作を実施した。参加者には今回創作したシーボーンアートをより多くの人に見てもらい、漂着ゴミについて普及啓発してもらうよう授業した。
(助成額:32万円)