- 団体名称
- 香川の水辺を考える会
- 連絡先
- 〒768-0062
香川県観音寺市有明町3番31号
TEL:090-5144-9274
FAX:0875-25-0281
Email:kazuyo-s@sea.plala.or.jp
活動の概要
● 趣 旨
有明浜は白砂青松の自然を残した優れた景観と、西日本屈指と言われている海浜植物の群生や県下最大の干潟に数多くの生き物がすむ生物多様性を合わせ持った海岸です。有明浜で活動することによって多くの人が有明浜の貴重さに気付き、有明浜をふる
里の宝物として大切に思う気持ちが育つことを目的としています。
● 内 容
会場で8:30分から1時間ほど矢野、曽根両講師から干潟の生き物が棲んでいる場所や生態の専門性の高い説明を聞きました。また、現場での観察の要点、視点を教えてもらいました。その後有明浜に移動。9:40分から有明浜での活動を開始。矢野先生からは資料を元に生き物の調査をし、見つけた生き物を点数化して生物量を図りました。曽根先生とは河口近くの水と波打ち際の海水の水質検査を行いCODを測りました。海の水がきれいなのは小さな生き物たちが水や砂の汚れを浄化してくれている事と食物連鎖をつないだ話でまとめてくれた。
● 実施日
平成27年7月25日(土)
● 実施場所
香川県観音寺市有明町(世界のコイン館2階)
香川県観音寺市室本町有明海岸
● 実施結果と成果
当日は高松、坂出、丸亀といった遠方からの参加者もありほとんどが親子づれでした。参加者42名、関係者を合わせて総勢49名の活動となりました。子どもたちは親と一緒に歓声をあげてカニを追っかけ、目を輝かせて講師の話を聞いていました。また、水質検査をするのは初めての子ばかりで真剣な面持ちで取り組んでいました。終了時間が過ぎても講師から離れようとせず、つぎつぎと質問を続けていました。保護者も貝の名前や生態など専門的な話を聞く人が何人もいて、大人も子どもも干潟の生き物や有明浜に興味を示している様子が伺えました。「来年も開いてください」「有明浜っていいところですね」「楽しかった」参加者の声が成果と思っています。
(助成額:12万円)