活動の概要

● 趣　旨
島田川は県内でも有数の自然環境を有し、流域に棲む生き物も多種多様に富んでいる。この豊かな環境を次世代に引き継ぐには　周辺で暮らす人々が河川や海浜に関心を持ち、関わりを深めることが大切である。
● 内　容
島田川河口に形成された干潟をフィールドに生き物の生態観察を中心に環境保全体験を実施することで、豊かな環境にふれあい、親しみを持ってもらい、自然環境の保全の普及啓発を推進する。一方、流域の広い範囲にヨシが繁茂して、干潟の棲むカニなどの生息分布が変化しつつあり、また　ごみの滞留や古いヨシの放置が問題となっている。初年度は現地調査をして次年度以降のヨシ原の保全と利用・活用の実践につなげる。 ● 実施日
平成27年5月1日（金）から平成28年3月31日（木） ● 実施場所
島田川河口
ヨシ原の調査は　島田川全域
（山口県光市　島田川の流域）

● 実施結果と成果

島田川の河口の自然を楽しもう
幼児から高齢者まで６５人が参加
豊かな自然を実感し、自然環境の維持ときれいな河川・海岸の大切さを学んだ。
　・浜辺と河口域の漂着ごみの収集
　・浜辺の植物観察
　・干潟の生きもの観察
島田川河口の冬鳥の観察
五感を働かせて冬鳥を観察
島田川流域のヨシの植生状況の調査
ヨシの育成状況と放置状態が把握できた。
ヨシ原の保全とヨシの利用・活用の調査
先進団体の訪問成果と、ヨシ焼きの体験を自治体や団体に報告し、ヨシの管理の必要性を相互に認識し、次回につなげた。
河口・海岸に漂着しているプラスチックごみの調査
プラスチック・缶・ビンを収集、ごみのぽい捨て禁止を誓った。

（助成額：23万円）