活動の概要

● 趣　旨
桂川は京都を流れる大動脈で、上流や京都市内の中小河川から流れてくるゴミで水辺環境や国際的観光としてのイメージをも著しく損なっている。流域の一斉清掃により、地域の絆を強め、美化意識を高め、啓発する。
● 内　容
京都府南丹市～亀岡市～京都市～京都府乙訓郡大山崎町間約４５ｋｍの23ヶ所の左岸、右岸で年1回（平成27年2月22日）一斉清掃する。

環境イベント（京都環境フェスタ、ＪＣＩ乙訓フェスティバル）に出展し、河川美化の啓発活動を行う。
各種河川活動、イベントを行っている団体（野鳥、魚、動物、植物、カヤック）を支援して、河川美化を啓発してもらう。

● 実施日
平成28年2月28日（日）

● 実施場所
京都府南丹市日吉町・園部町、亀岡市、京都市、乙訓郡大山崎町、大阪府三島郡島本町の間約６０ｋｍの区間、２５ケ所へと拡大した。
● 実施結果と成果
第9回「桂川クリーン大作戦」は当初の予定日2月14日が天候不順のため、安全を優先して急遽中止。　予定通り2月28日に順延したが約2,900名の参加があった。
今回の活動には新たに、日本法人フィリップモリスジャパンＫＫがKeep Japan Beautiful（環境美化保全活動）の一環として瀬戸内海地域における河川美化ＮＰＯを支援する「瀬戸内基金」の支援を受けた事を報告し、今後は河川美化が景観の改善ばかりでなく、瀬戸内に居住されている人々にとって大切な海や河川に生息する漁業資源の生態系を保全する上で大変重要な役割を持っていることに思いを馳せ、クリーン作戦を実行していきたいと申し上げた。

（助成額：20万円）

● 今後の活動（予定）
今年度からクリーン大作戦も第２ステージと位置づけ、ゴミを捨てない「ゴミの持帰り運動」の展開へと発展させるべく、河川美化啓発活動の場、川を介して多くの人が川への関心を高め、川に触れ、川のことを共に考える交流の場とし、楽しい河川清掃イベントとなるよう各地区で工夫して頂く。
来年の第10回クリーン大作戦には記念事業として「生物多様性と桂川流域クリーン大作戦」をキーワードとするフォーラムを開催予定。