- 活動名称
- スケッチによる「武庫川の魅力再発見・啓発」事業(兵庫県)
活動の概要
● 趣 旨
手軽な水彩スケッチという手法で、武庫川やまわりの街並みを描き、広く市民から作品を公募し流域各市の展示会で市民投票により入選作品を選定した。このプロセス及び入選作品展示会と武庫川・スケッチフォーラム開催、さらに入選作品パンフレット配布により武庫川の環境やまわりの街との一体的景観・環境を保全し維持増進することの必要性を広く啓発することができた。
● 内 容
@水彩スケッチ作品(F2判)の公募 A武庫川上流三田市、下流宝塚市、西宮市、尼崎市の4市で2日間ずつ展示会及び市民投票会開催 B市民投票により上位65(ムコ)位を選定、結果67作品を入選とする C入選作品の展示会および武庫川スケッチフォーラム開催(2/21、22日 宝塚市西公民館ギャラリーとセミナー室)D入選作品リスト・パンフ作成と配布
● 実施日
@応募作品募集平成26年7月〜9月末日 A応募作品展示会及び市民投票会 上記4市にて平成26年11月初旬〜下旬に開催 B12月〜1月 市民投票結果集計 入選作品選定 C入選作品展示会及びフォーラム開催、入選作品集配布 平成27年2月21日、22日
● 実施場所
(兵庫県:三田市、宝塚市、西宮市、尼崎市、伊丹市(後援))
● 実施結果と成果
- @武庫川流域及びその他地域から幅広くスケッチ作品が応募され関心を呼んだ。応募203点。
- A武庫川の河川管理者である兵庫県、流域の沿川各市(三田市、宝塚市、西宮市、伊丹市、 尼崎市および宝塚NPOセンターから事業の後援を受け行政機関等にもPRできた。
- B沿川4市の展示会と市民投票会には延べ800名以上の市民が参加し投票を行った。
当初は選考委員会を設けて選定することを考えたが、市民投票という手段に変更し多くの市民がそれぞれの価値観で選定する行為を通じて武庫川に対する親しみや関心を抱く効果が発揮できた。また新たな武庫川の発見や課題、郷土のシンボル河川としての再認識などにつながった。展示会については非常に良い、良いを含め約60%、展示会開催希望は1回/2年以上62%と高い評価であった。
- C最終67点の入選作品展示会と武庫川スケッチフォーラムを開催し、250名の来場者と80名以上の市民がフォーラムに参加した。スケッチや武庫川に関する意見交換会を実施し、入選者及び来場者が一体となった楽しい交流ができた。応募選定プロセスや武庫川の概要などを含めた入選作品リストを作成・配布し、武庫川の位置づけや環境、魅力の幅広いPRができた。入選作品展示会への評価は93%が非常に良い、良いと評価し、開催希望は83%が1回/2年以上を希望。フォーラムへの評価は88%が非常に良い、良いとの高い評価を得た。
(助成額:23万円)