24-17
KJB瀬戸内基金・フィリップモリスジャパン株式会社
一覧へもどる
活動名称
松山市高浜町九十九島の景観再生および白石ノ鼻海岸の清掃 (愛媛県)
団体名称
ターナー島を守る会
連絡先
〒791-8082
松山市梅津寺町高浜公民館内
TEL:089-952-1918
TEL:089-952-1918
URL
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tarnar-isl/
写真

活動の概要

● 趣 旨
松山観光港の九十九島の松を剪定し、雑木を伐採して島の景観を良くする。また、白石ノ鼻の海岸を徹底的に清掃する。
● 内 容
松山観光港の九十九島は松枯れで無残な姿を呈していた。10年前に小学生が松を植えたが、手入れが行き届かない。そこで、島を整備して以前の美しい景観を取り戻す。また、白石ノ鼻は風光明媚で巨石群が人々を惹きつける。しかし、海岸に漂着ゴミ、砂浜に不法投棄ゴミや埋没ゴミが多い。人を大勢集め、行政の力を借りて、徹底的清掃を行う。
● 実施日
平成24年6月2日(土)、平成25年2月7日(木)、2月11日(月)、2月24(日)、2月28日(木)、3月4日(月)
● 実施場所
九十九島および白石ノ鼻海岸(愛媛県松山市高浜町)
● 実施結果と成果
松山港の九十九島は松が亭亭と茂る美しい島でしたが、西日本に蔓延した松枯れで松が全滅しました。島を昔の姿に戻そう。10年前、小学生が大人の助けを借りて松を植えました。植えて4年目の6-7月に下刈り。炎天下の作業でダウン。それ以来放任したので、篠竹、ヨシタケ、雑木が茂り、松が隠れて見苦しくなっています。
今度は厳冬期に作業しました。元気な19人が2隻の漁船と1艘のボートに分乗。草刈機、チェンソー、数本のロープ束等を積込み、10人がロープを伝って島に上陸。草刈機で篠竹、ヨシタケを刈り払い、チェンソーで枯れ松、雑木を伐採し、松の下枝を落としました。松枝や雑木は有用木質資源として持ち帰り、チップ製造会社がバイオマスに利用。松枯れは現在も多発中。幹直径10cm以上の松19本に高価な松枯れ防除剤「松ガード」を注入しました。当分は大丈夫。しかし「松ガード」の効力発揮期間は3-4年です。
白石ノ鼻の巨石群に、春分秋分や夏至冬至に限って太陽の光が通る透き間があります。 「古代遺跡では?」との巨石群調査委員会の研究が脚光を浴び、訪れる人が増えています。しかし、海岸には漂着ゴミ、砂浜には不法投棄ゴミが沢山あり、来観者に不評です。町おこしの一環として、人々を沢山集めて海岸清掃を行う。これを毎年実行して来ました。今年は、高浜地区広報委員会で海岸の汚れを紹介し、チラシを校区全域に町内回覧して頂き、参加者を募集しました。6月の活動には81人の参加があり、集まったゴミ袋は174。他にもドラム缶、テレビ、オーディオ、コンロ、流し台、布団、スプリングマット等々。2月の活動では、埋没ゴミの片付けに行政が手伝ってくれました。

(助成額:24.1万円)

▲ページの最初へ