活動の概要

● 趣　旨
山口県釣り団体協議会は、釣り場環境の整備保全及び遊漁としての釣りの健全な普及、発展を図ることを目的として、昭和５７年に発足した。子供たちとの稚魚放流・清掃活動を通じて、「海洋環境を守っていくことの大切さ」の普及に努めていきたい。
● 内　容
園児、小学生と稚魚放流・水辺清掃を実施する。
中学・高校生、大学生、ダイバー等の協力のもとで岸壁・海底清掃を実施する。
● 実施日
平成２４年７月７日（土）、７月１４日（土）、７月２８日（土）
８月１８日（土）、８月２５日（土）、９月８日（土）、１０月１４日（日）
● 実施場所
ハナグリ海岸（山口県下松市）、長田海岸（山口県周南市）、刈尾海岸（山口県周南市）
高洲漁港（山口県周南市）、徳山港（山口県周南市）、椋野漁港（山口県周防大島町）

● 実施結果と成果
・稚魚放流・水辺清掃
長田海岸では荒天のため園児は欠席し、大人だけでトラフグの稚魚放流と水辺清掃を実施した。
刈尾海岸では高校生と小学生とで班になり、ふれあいながらトラフグの稚魚放流と水辺清掃、釣り体験を実施した。
ハナグリ海岸では下松市長も参加していただき、水辺清掃を実施したのち、マコガレイとクルマエビの放流を実施した。園児は２種類も放流できてとても喜んでいた。
・岸壁・海底清掃
ハナグリ海岸ではダイバーが波打ち際まであげてきたゴミを中学生と高校生が協力し仕分けをした。ゴミの種類はビニールゴミと空き缶が多かった。
高洲漁港では海底にバイクが見つかり、高校生だけでは引き上げられないのでユニックを使用した。また、地元漁協の方も監視船と陸上のゴミ回収に協力していただいた。
徳山港では海水の濁りがひどく海中ゴミは多くあがらなかった。大学生はテトラポットの中にまで入り込んでたくさんのゴミを集めていた。
　椋野漁港では、釣り関係のゴミがほとんどだったが、チェーンソー、掃除機があがってきたのには驚いた。

（助成額：38.3万円）