活動の概要

● 趣　旨
平成２３年９月に起こった台風１２号による紀伊半島大水害での、海岸への流木や瓦礫等の海岸被害の早期復旧・復興への協力と、日頃からサーフィン等を通じ、お世話になっている海への感謝と恩返しを目的に、平成４年（１９９２）から２０年間継続して行っている海岸清掃を通じ、海を愛する気持ちと環境保全の心を次世代に継承していく。
● 内　容
団体の会員及び一般のサーファーの方を中心に、地元地域の方々との協働・親睦を大切にしながら、毎年延べ2,000人以上の参加者を迎え、海岸の清掃活動を行う。
併せて、サーフィン体験や水難救助講習会、地震・津波発生時の避難教育を行う。
● 実施日
・平成２４年６月１７日（日）磯ノ浦海岸
・平成２４年７月１６日（月祝）加太田倉崎海岸
・平成２４年９月２日（日）磯ノ浦海岸
・平成２４年９月２９日（土）和歌山市周辺海岸
・平成２４年９月３０日（日）加太田倉崎海岸

● 実施場所
・磯ノ浦海岸（和歌山県／和歌山市）参加者延べ２，０００人：収集ゴミ量　約１０ｔ
・加太田倉崎海岸（和歌山県／和歌山市）参加者延べ４００人：収集ゴミ量　約４ｔ
・和歌山市周辺海岸（和歌山県／和歌山市）参加者延べ２００人：収集ゴミ量　約１ｔ
● 実施結果と成果
毎年、定期的に行う清掃活動においては海岸の清掃活動だけではなく、サーフィン体験やライフセーバーによる水難救助講習、津波発生時の避難教育も交え、環境保全とともにスポーツ振興や安全教育を実現できた。
また、大水害による岩礁付近への漂着ゴミや流木は、船舶等で回収できない場所が多々ありサーフボードを利用した回収作業やチェーンソー等を使った処理作業により協力することができた。
集めたゴミは、約１５トンに上り、自治体の協力を得て処分を行った。

（助成額：18.9万円）