活動の概要

● 趣　旨
海岸及び河川清掃やうみがめ保護活動、小中学生を対象に環境学習を行うことで地元海岸の魅力や楽しさを再認識してもらい海岸愛護の気持ちを育む。また、別府湾の現状や今後の課題を参加者全員で共有し環境保全活動の輪を広げ里浜づくりを推進する。
● 内　容
１、毎月１回の清掃活動
毎月１回、別府湾の海岸や河川での清掃活動を実施。河川清掃ではウエイクボード愛好家の方々と一緒に行い環境保全活動を啓発する。
２、うみがめ展の開催
９月上旬の大分市田ノ浦ビーチにおいて【大分うみがめ展】を開催。生きたうみがめやはく製、パネル展示を行い大分県内におけるうみがめの保護またはネットワークづくりを行う。
また、リーフレットを作成してうみがめの情報収集やうみがめ保護活動のPRを行う。
３、ジュニア・ライフセービング教室
小・中学生を対象にライフセービング教室を実施。ライフセービングを通して水難事故から自分自身の身を守る技術や知識を身につけてもらい水難事故の抑制を図る。また、パネルや教材を利用して別府湾の現状やごみが水生生物に及ぼす影響などの環境学習やシュノーケルなどの体験型環境学習も併せて行い海岸愛護の気持ちを育む。
● 実施日
清掃活動　平成23年5月15日（日）～3月18日（日）毎月第３日曜日
ジュニア・ライフセービング教室　平成23年8月7日（日）
うみがめ展　平成23年10月16日（日）

● 実施場所
大分市田ノ浦ビーチ、大分市こうざき海水浴場、大野川河川敷、別府市餅ヶ浜
● 実施結果と成果
清掃活動においては海岸や河川のごみを拾う美化活動だけではなく環境学習の要素を取り入れることで海岸や河川の愛護の気持ちを育むことができた。特に県内におけるうみがめの生活環境の実態を伝えることでうみがめの保護や環境保全の必要性を知ってもらえその後活動のリピーターが増えた。
うみがめ展においてはパネル展示においてうみがめの生活環境の実態や生態、私たち人間が及ぼしている被害について知ってもらいうみがめ保護活動の理解を深めることができた。
ジュニア・ライフセービング教室では子ども達に様々な自然体験を通じ、海の持つ魅力や楽しさを改めて感じてもらえた。子ども達の海岸離れが進んでいる今、このように次世代を担う子ども達に自然体験の場を提供し海辺の環境について共に学べたことが何よりの成果だと思う。参加児童の保護者からも本教室には高い評価をいただいた。

（助成額：１７.１万円）