23-13
KJB瀬戸内基金・フィリップモリスジャパン株式会社
一覧へもどる
活動名称
市民フォーラム「太田川水系のアユを考える」 (広島県)
団体名称
NPO法人 「環・太田川」
連絡先
〒739-1734
広島市安佐北区口田3−21−9
TEL:082-842-6414
FAX:同上
Email:info@kan-ootagawa.org
URL
http://kan-ootagawa.org
写真

活動の概要

● 趣 旨
太田川水系のアユ資源復活のために、天然溯上アユ復活と、種苗放流のあり方について考える。
● 内 容
平成4年、冷水病の発生以後、漁獲低迷に悩む太田川のアユ漁。昨年から天然溯上復活への産卵場整備、親魚放流が取り組まれている。今回の市民フォーラムでは指導者の高橋勇夫氏を招き、天然溯上アユ復活の可能性と種苗放流のあり方の2本柱で、太田川水系6漁協組合員、遊魚者が一堂に会し、太田川水系のアユ復活の道を考える。
● 実施日
平成23年11月19日(土)
● 実施場所
広島県広島市安佐北区可部町
広島文教女子大学大講義室
● 実施結果と成果
太田川水系の6漁協全体を上げての市民フォーラムとして企画し、200人の参加者を予定し、PRに努めたが、翌日、広島市の水産振興センターの水産祭りがあり、準備のため関係者の参加が少なくなってしまい、また当日かなりの降雨にたたられて、予定した200名の半分以下、90人の参加になってしまった。
しかし、高橋勇夫氏の講演は、種苗放流にたよる資源復活は限界にあり、天然溯上に取り組む以外にアユ復活の道はなこと。ダムの弊害、異常気象など矛盾を抱えながら、資源復活に成功しつつある全国の例が紹介され、多面的な対策を立てて、取り組む必要があることなどが強調され参加者の共感を得た。水系全体の漁協関係者が一堂に会して議論するのははじめてのことで、今後の統一した資源復活の取り組みへの共通認識は築けたと思う。

(助成額:17.8万円)

▲ページの最初へ