● 実施場所
連携・協働している施設・団体/教育施設と環境活動リーダーに案内と配布
※施設等での掲示、不特定多数の目に触れることを前提とする。
● 実施結果と成果
事業開始時期に、大阪教育大学名誉教授・長田芳和氏と趣旨・目的・効果を検討した結果、予算内で最大限の仕様と内容とするため再企画をした。その結果、サイズを1ランク上げて、B1とし、特に瀬戸内海沿岸部の汽水魚種を追加。総数125種を掲載することで、近畿圏の魚種をほぼ掲載。また、魚類学会等の最新データに基づき、魚種科目属の改訂・変更された学名の改訂を行い、当初の構想以上の高い精度をもつ図鑑ポスターとなった。実施場所として、初回に長田氏のルートで魚類学の専門家・大阪府下の大学・高校・小中学校・公的施設へ配布。当団体のルートで、きんき環境館・環境省近畿地方事務所・国土交通省の各部局・博物館・水族館、各教育施設・研究機関等に配布。予定枚数予備を残して500部を2月中に配布終了。配布先各位に成果物の付加価値等を聞き取り調査した結果、その精度の高さと今までになかったポスター図鑑として高い評価を受けた。特に小学生〜高校生のレベルでは「瀬戸内海に流入する河川に、これほどまで多種多様な魚がいること、川から海までの生態系=魚類のつながり、近畿地方の豊かで多様な生物層が一目で解る」と喜んでもらえた。当初の構想以上の反響と評価であると推察できる。
上の写真:2011年2月6日
国土交通省近畿地方整備局大和川河川事務所・主催大和川水環境改善活動・発表・研究・交流会の会場にて、ポスター図鑑を発表展示
(助成額:20万円)