● 実施日
平成22年6月1日
〜平成23年3月31日→2月28日で終了
● 実施場所
取材協力先である、天王寺動物園・大阪海上保安監部・水道記念館・芥川緑地資料館の他、地域の公共施設や自然保護団体等に配布する。
※施設等での掲示、不特定多数の目に触れることを前提とする。
● 実施結果と成果
カメの研究者・岡俊作氏に、ミナミイシガメ・ニホンイシガメの交尾・産卵・孵化の写真を借りることができ、自然下では見ることができない成長過程を紹介することが可能になった。また、泉南市で11年ぶりに孵化が確認されたウミガメの情報、大阪海上保安監部よりいただいたウミガメの絵本によって、海の情報も掲載。
さらに、天王寺動物園の協力により、一般展示だけでなく、バックヤードを取材することができた。その結果、一般には公開されていない1970年生まれのワニガメ、ワシントン条約対象の外来種などを掲載。当会の法務担当・弁護士にも「動物の愛護および管理に関する法律」を解説してもらい、深い構成内容となった。
2月12日、水道記念館にて第1回目の配布イベントを開催した際、小学生のいる家族を中心に「カメのことがよくわかった」「外来種の問題を考えていきたい」などの嬉しい感想をいただいた。
(助成額:20万円)