活動の概要

● 趣　旨
瀬戸内海での東部に位置する海岸での増加しつつある漂着ゴミの問題から、現状調査・把握しまだまだ海への環境意識の薄い徳島での意識向上と、瀬戸内海との繋がりや大切さを地域文化と海の環境とともに気づき次世代に繋ぐ行動する。
● 内　容
今回の活動は大きくは２部構成とした。
第一段階　／　瀬戸内海に面する南は阿南地区から北部は鳴門地区までの34箇所の海岸における漂着ゴミなどや自然生態系の悪化の現状調査を行った。そして、９月始めには昨年同様の徳島県鳴門市鳴門町本浦海岸（瀬戸内海面）での海岸清掃活動を開催した。
第二段階　／　地域から考える瀬戸内海・徳島東部海岸の漂着ゴミ問題のワークショップの開催。
【開催概要】
① 基調講演テーマ「瀬戸内海の豊かな自然を未来へ」
＜講師＞　環瀬戸内海会議事務局長　松本宣崇　氏
② 活動事例発表　「せとうちのビーチコーミング」
＜講師＞　NPO法人アーキペラゴ理事　森田桂治　氏
③ 地域住民参加によるワークショップ
今後の瀬戸内海・自身の海との係わりから次世代に繋ぐ海づくりや漂着ゴミに関する課題を参加型意見交換としてのワークショップ形式で、その糸口とネットワークの必要性を確認した。

＜運営＞　企画運営スタッフは当団体の特別チーム構成、他からも応援を得た
＜企画会議＞　開催３カ月前に企画運営スタッフは開催に向けて打ち合わせ。
（広報手段・講師選出・海岸清掃・会議項目など）
● 実施日
第一段　平成２２年７月１９日～８月２９日
第二段　平成２２年１０月３日　午後１時３０分～４時
● 実施場所
第一段　徳島県東部海岸／阿南・椿地区－鳴門地区（瀬戸内海面）
第二段　徳島市・沖州マリンホール
● 実施結果と成果
瀬戸内海東部に位置する徳島県の地域住民・学生・関係団体と地域行政が、それぞれの地球環境・温暖化防止に繋がる大切な瀬戸内海を通じて、現状の海岸における漂着ゴミの意識を共有し強めることができた。今までの地域の海の知識と文化から、次世代に結ぶ故郷の海の環境そして、森から地域の海へと循環する自然との共生に私たち人間の協働連携の責任ある普及推進へ拡大することを確信した。

（助成額：２５万円）