- 活動名称
- ミズヒマワリの生態調査および駆除活動 (大阪府)
活動の概要
● 趣 旨
特定外来生物であるミズヒマワリが繁殖すると、在来植物の生育場所や水中生物の生態系に影響を与える恐れがあるため、繁殖が拡大する前に駆除活動を行う。
● 内 容
近年、特定外来生物である「ミズヒマワリ」が芥川にも繁殖しているのが見つかっている。ミズヒマワリは非常に繁殖能力が高く、葉の切れ端からでも根を出すため、計画的かつ継続的な駆除活動が必要である。われわれが数年前より取り組んでいるこの駆除活動を今年度も引き続き行っていくとともに、過去に行った区域の再調査を行ったものである。
● 実施日
①平成22年5月15日 芥川:塚脇橋〜芥川緑地資料館
②平成22年6月26日 津之江公園
③平成22年9月18日 芥川:西之川原橋〜芥川緑地資料館
④平成22年9月29日 芥川:塚脇橋〜西之川原橋
⑤平成22年11月6日 津之江公園
⑥平成22年12月16日 芥川:芥川大橋付近
(いずれも実施場所は大阪府高槻市)
● 実施場所
「実施日」を参照
● 実施結果と成果
今年度は駆除活動としては6回行い、延べ120名ほどの参加があった。この中にはNPO独自の活動として取り組んだものもあれば、河川管理者、地元行政と連携し、一般の市民の方や大学生、行政職員などと一緒に取り組んだ活動もある。また、河川管理者や地元行政も駆除活動を事業として実施しており、地域一体となって芥川の河川環境を保全していこうといった動きにつながっていっていると感じる。6回の駆除活動のほかにおこなった駆除状況調査では、昨年度河川管理者が駆除を行い、また、今年度NPOが再駆除を行った塚脇橋から中流域においては、現在のところ根絶は難しいものの、ほぼ押さえ込みに成功したと思われる。
(助成額:12万円)