22-17
KJB瀬戸内基金・フィリップモリスジャパン株式会社
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活動名称
太田川放水路及び脈川の底生生物・水環境調査  (広島県)
団体名称
広島環境サポーターネットワーク
連絡先
URL
http://hiroshimakankyonet.com/
写真

活動の概要

● 趣 旨
中国山地より発し瀬戸内海の広島湾への流れる太田川。太田川の下流域とその脈川の生物のモニタリング調査と水環境調査を行い冊子に纏め、自然環境保全活動を実施。
● 内 容
 太田川において各調査を行い、冊子に纏め(100冊)会員や行政機関や大学等へ配布した。
◎環境要因調査(気温・水温・pH・COD・溶存酸素・塩分濃度)
◎水分析調査(硝酸性窒素・亜硝酸性窒素・アンモニア性窒素・リン酸イオン・鉄イオン・硫化物・濁度)
◎底生生物調査(甲殻類・軟体動物・環形動物・星口動物・扁平動物)
◎底質分析(乾燥減量・強熱減量・粒度組成比率)
● 実施日
「実施場所」参照
● 実施場所
太田川放水路4か所(河口・己斐橋・三滝橋・祇園大橋)
 平成22年4月17日 / 参加人数:4名
 平成22年7月10日 / 参加人数:4名
 平成22年10月23日 / 参加人数:7名
天満川(環保協・江波下水処理場)
 平成22年9月25日 / 参加人数:6名
旧太田川・本川(吉島河口・相生橋)
 平成22年4月25日・8月21日 / 参加人数:10名
元安川(河口)
 平成22年5月15日・9月11日 / 参加人数:13名
京橋川(白潮公園)
 平成22年6月12日 / 参加人数:4名
 平成22年10月9日 / 参加人数:6名
【合計】  10箇所 / 54名
(広島県/広島市)
● 実施結果と成果
太田川放水路年間平均値環境要因:pHは7.0〜7.6、CODは3.3〜4mgo/l、0.01〜1.4%、DO4.6〜6.2mg/l
化学分析:全窒素 0.47〜1.12mg/l、リン酸イオン0.76〜1.5mg/l
底生動物の動態:河口付近 種数約34種 個体数 585固体
結果:太田川放水路全域の環境は河口を中心にそれぞれの底生動物の棲み分けが出来、都市河川としては多様性豊かな水域である。脈川については太田川放水路より一段と各数値に差があり西高東低の川が成り立っている。

(助成額:15万円)

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