20-3
KJB瀬戸内基金・フィリップモリスジャパン株式会社
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活動名称
森と海をつなぐ川・子供向け防水お魚マップ(下敷きタイプ)の作成 (大阪府)
団体名称
NPO法人 nature works
連絡先
〒530−0041
大阪市北区天神橋2丁目5-18南森町センタービル402号
電話 06−6319−8288(代)
ファクス 06−6357−9924
メール info@npo-natureworks.net
URL
http://npo-natureworks.net
写真

活動の概要

● 趣 旨
環境学習イベントの場で、子どもたちに無償配布。環境学習アイテムとしての効果を期待した事業。
● 内 容
大阪湾とつながる代表的な河川の淀川水系に生息する淡水魚のうち、大阪府レッドデータリストに載る54種を水系の略図に生息域を重ねた図鑑マップ (裏面は汽水種写真) をA4サイズ下敷き仕様で制作。
※備考 下敷きマップ制作総数320部 配布予定部数300部
● 実施日
平成20年6月よりお魚マップ制作開始
配布イベント平成20年8月20日〜9月28日
● 実施場所
●8月20・21日 日本ハンザキ研究所・キッズラボ(兵庫県・黒川村)
●8月31日 自然楽習会(茨木市・大正川 天王地区)
●9月15日 猪名川水系・藻川自然観察会(尼崎市・園田地区)
●9月23日 芥川緑地資料記念館 鉛筆画教室(高槻市・南平台地区)
●9月28日 自然観察会(摂津市〜茨木市・大正川遊歩道縦歩)
● 実施結果と成果
「総括(本事業で得られた効果と今後)」
平成20年6月から7月にかけて制作した下敷きマップを用いた本事業は、8月・9月に5つのイベントで配布と講
習。総計300部=予定部数をすべて配布した。下敷きタイプであることで、就学児童は学校や家庭で利用し、中には「友達の分も欲しい」との声も。その場限りでの講演や訴求ではなく、長期にわたって活用できる下敷きである故に、無意識的に魚と水環境を、特に地元の生態系を知り、憶えることに効果的であることが検証できた。また、水族館や学識者・研究者たちからも「是非とも頒布してほしい」との要望も数多く寄せられ、この版データを重版し、当団体で追加頒布する必要性に迫られると言った、予期せぬ好結果も得られた。本事業は数ヶ月の短期ではあったが、子供たちを中心に「森から海へとつながる水と生命の連続性」を思う人たちに支持され、当団体活動への評価が高く得られたことを以て成功であったと明言できる。文責・NPO法人nature works理事長 小村一也

※本事業では、イベント参加者の他に学識者・専門家をはじめ、川と海に関わる多くの団体や機関にも下敷きマップを配布した。
◆大阪市水道記念館・6部
◆海上保安庁近畿第5管区・4部
◆大阪府漁協関係・2部
◆関西ナショナルトラスト・5部
◆兵庫県藻川水辺まつり実行委員会・10部
◆きんき環境館・4部

(助成額:20万円)
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