● 実施結果と成果
・参加者 流域住民127名(一般住民、森林組合、椹野川漁協、山口県漁協山口支店、JA山口中央婦人部、山口大学、水産大学、県・市職員他)
・流域の幸を味わう会
山口県漁協山口支店で山口中央森林組合、椹野川漁業協同組合、山口県漁業協同組合の協力により、「山菜の天ぷら」、「鮎の塩焼き」、「チヌの味噌汁」、「筍とワカメの混ぜご飯」が参加者に振る舞われた。
・干潟耕耘作業
椹野川河口域・干潟に移動し、クワやスコップに手に、干潟に生息するカブトガニに配慮しながら、干潟の耕耘作業を行い(耕耘面積4,500u、90m×50m)、食害防止用の被覆網を設置した。
・干潟生物観察会(子供達を対象)
NACS-J指導員を講師に、子供達を対象にした干潟の生物観察会を行った。
指標生物としているアサリの生息数は、取り組みを始める前では、ほぼ皆無であったが、被覆網の下では漁獲サイズのものが最大900個/uになるなど、里海の再生への取り組みの成果が現れ始めている。
(助成額:14万円)