活動の概要

● 趣　旨
瀬戸内海流域河川等について、地域毎に公共空間としての「水辺」を設定し、地域住民により散乱ごみの清掃等を実施し美観を確保すると共に、水辺教室等環境学習を実施することにより、住民の環境保全意識の向上を図る。
● 内　容
・ごみのポイ捨て抑止のため、河川等の散乱ごみの清掃・草刈等の美化活動の実施
・小学生等を対象とした水辺教室の開催
● 実施日
平成２０年４月８日（火）～平成２１年３月１５日（日）の期間の内５２日
● 実施場所
東広島市域のアドプト空間【住民等が「里親」となり、一定の空間を「養子」とみなして、清掃等を定期的に行い面倒をみる制度】　（広島県東広島市）

● 実施結果と成果
　アドプト空間として指定した区域（河川敷・用水路等）を、東広島市公衆衛生推進協議会の各支部において活動日を定め、延３，７００人により、散乱ごみの清掃・草刈・花の植栽等の美化活動行った。結果として、美観の確保と地域住民の環境保全意識の向上が図られたと思われる。
　また、小学生を対象とした水辺教室では、約２４０人の参加者があり、水生生物や野鳥の観察・カヌー教室・鰻の掴み取り・水質調査等を行った。結果として、子供たちは自然とのふれあいにより、地域の愛着や郷土への誇りを感じるとともに、環境保全の意識が芽生えたと思われる。

（助成額：２５万円）