活動の概要

● 趣　旨
来年堂々川にホタルを３０００匹飛ばすための準備をする。国や県が管理を放置している状態の８つある文化財の砂留の内４基を継続管理し、最低１つは新期に整備をする。
● 内　容
ホタルをたくさん飛ばすために、①川の汚れを防ぐため不法投棄をさせないように対策をする。
a．川沿いにアジサイや菖蒲など花を植える・・・多くの人に見に来てもらいその人たちが不法投棄の監視人になる。散歩やウオークに来る人たちを通して綺麗な川のＰＲをして貰う。
b．川の中や川原の草刈りを行い川面に光を入れて生物が住める環境を整えてやる
c．年１２回程度の清掃活動を行う②ホタルの幼虫の観察、水生生物観測調査及び子供たちへの指導を行い水の大切さを実感してもらう。
砂留を守る①草茫々で木の根が砂防ダム（石で築いた砂留）に潜りこみ石を動かすのでそれを防ぐために整備する。
● 実施日
平成２０年４月１日～２１年３月３１日まで

● 実施場所
広島県福山市神辺町下御領　他堂々川中流域　約１．５kmの道路と川、川原
● 実施結果と成果
年１２回の清掃活動（草刈、ゴミの清掃）４００人弱
花の植栽　アジサイ（２００本）、彼岸花（５００本）、ジャーマンアイリス（５００芽）、花アヤメ（１３００芽）、シャガ（１００本）、水仙（３００本）菖蒲（５００芽）
子供たちと水の調査　堂々川で８月、福山市の指導１回　子供２３人　大人１５人
ホタレンジャーチームと堂々川の自然調査１３回　（サンショウウオ、ヤママユガ等発見）
高屋川の調査２回　タニシとカワニナの生息数を数え川の汚れ具合の変化を確認

砂留の保護と整備
江戸時代に築かれ現在もその役割りをなす、日本最大規模の国の登録有形文化財の砂留８基のうち１基を除いて整備する目標を立て現在６基が整備完了、残り１基を整備中である。

（助成額：２０万円）