活動の概要

● 趣　旨
　『宇治島サニーアイランドクリーン作戦』は、瀬戸内海国立公園内の宇治島の海浜清掃を通して自然を守るための啓発活動を行うと共に、自然とのふれあいを通じ青少年の健全育成の場とすることを目的としている。福山市の最南端、広島県の最西端にある無人島の宇治島の海浜清掃を1984(昭和59)年に第1回を行い、平成20年度で25回の開催となった。
● 内　容
　瀬戸内海国立公園内の宇治島の環境を守り、多くの市民に宇治島のすばらしさを知ってもらうために、一人でも多くの市民に参加してもらうためにフェリーをチャーターして宇治島に行き、宇治島の海浜清掃を海の日に行った。
● 実施日
平成２０年７月２１日（月）
● 実施場所
宇治島北側海岸（広島県福山市走島町）

● 実施結果と成果
　本年度の参加者はフェリーによる参加が180名（小学生以下62名、中学生以上118名）、自艇による参加が48名であった。
　主に北側海岸の砂浜を中心に清掃を行いった。漂着ゴミ（発泡スチロール、空き缶類、ペットボトル、ビニル類）などの分別回収を1時間30分行い、その量は約6立米であった。
本活動によって、
①多くの漂着するゴミや台風等による海浜の浸食等があるが、清掃をすることで宇治島の自然環境の維持をすることができた。
②ゴミの持ち帰りやゴミの投げ捨て防止などの海浜利用の啓発となった。
③市民のすばらしい財産無人島宇治島のPRとなった。
④かつて親に本活動に連れてきてもらった子どもが成人し自分の子どもを連れての参加も多く、環境保全の意義やボランティアの継承ができるようになった。
以上のようなことが成果としてあげられる。

（助成額：１５万円）