日常的な限定された風景の中で捨てられたゴミの行く末について想像することは難しいが、友ヶ島というひとつのゴミの終着点においてゴミの状況を見て説明を受けることによって、参加者の中でゴミに対する見方に変化が生じたと考える。今回のイベントで大量のゴミを回収することができたことは事実であるが、友ヶ島全体だけから見てさえ微々たる回収量であることは否めず、多くの参加者が「捨てるは易し、拾うは難し」という実感をもったことと思う。