活動の概要

● 趣　旨
成ヶ島からの発信、地元住民、学校（由良小中学校の生徒）、成ヶ島を美しくする会、洲本市の協働により漂着ゴミにあえぐ島を豊かな自然の宝庫（成ヶ島）の環境を広く都市部の住民に知っていただく活動
● 内　容
（1）由良中学校クリーン作戦
　地元住民、由良中学校、由良小学校高学年、成ヶ島を美しくする会、洲本市環境課等が参加し、成ヶ島のゴミ清掃のイベントをおこなう。中学生によるクリーン作戦作文集の作成。
（2）当会の海浜清掃の中に定価値を決め漂着ゴミの種類をカウント、モニタリングを行う。
（3）大阪府立大学との協働によりペットボトル入りＧＰＳ携帯電話で大阪湾の漂流実験を行い成ヶ島へどのようにゴミが流れ着くかを調べる
● 実施日
平成１９年７月１６日　「みんなで見て考えよう成ヶ島」
平成２０年１月１９日　由良中学校クリーン作戦
● 実施場所
兵庫県洲本市由良（国立公園成ヶ島）

● 実施結果と成果
１．由良中学校クリーン作戦成ヶ島を美しくする会。
環境省、淡路県民局、洲本市、由良連合町内会、由良小中学校ＰＴＡ、淡路特定郵便局長会等、３００名参加漂着ゴミ４００袋２トン車４台分、洲本市の協力により、やまなみ苑ごみの処分無事完了いたしました。同日大阪府立大学（海洋システム工学）との協働によりＧＰＳ携帯電話入りペットボトル２本由良沖５マイルに投入３時間後と６時間後に２本とも成ヶ島の外海海岸に漂着し回収する。（ＮＨＫ大阪取材）
２．漂着ゴミのモニタリング結果(毎月実施する)
ペットボトルを初めとするプラボトルの漂着は由良瀬戸側(外海側)に多い。
缶・ビン類の漂着は由良瀬戸側（外海側）に多い。
レジ袋・釣り具・漁具の漂着は由良湾側(内湾側)に多い。
由良湾内では夏季には北部海岸に、冬季には南部（高崎）に漂着の傾向がある。

（助成額：３０万円）