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和名 | マゴチ |
網 | 硬骨魚 |
目 | カサゴ |
科 | コチ |
学名 | Platycephalus sp.2 |
地方名 | オオゴチ(香川),クロゴチ(岡山),スゴチ(愛媛),ヨシノゴチ(香川) |
分布 | 南日本 |
説明 | 体は延長し、著しく縦に平たくなっています。特に頭が平たく、眼は小さく丸くありません。体色は上半分が暗茶褐色で小さな斑点が密にあり、下半分は淡褐色です。特に背中の配色は、砂底にじっとしていると見分けがつきません。最近、遺伝的に異なる2型が存在することが明らかとなり、マゴチ、ヨシノゴチなどと称されるようになりました。また、長い間オーストラリアなどに生息している種と混同されてきましたが、近年の研究でまだ記載されていない新種であることが判り、分類は混乱しています。全長70p前後で、中には1mに達する大型のものもいます。他の魚種にもみられますが、本種は性転換を行い、35pまでは雄ですが、40pですべて雌になると言われています。南日本の沿岸砂泥底に生息し、小型の魚類、甲殻類、イカ・タコ類を食べます。釣りの盛期は強い日差しの照りつける夏であることから、釣り人からは「照りゴチ」と呼ばれます。高級魚で、肉は白身でたいへん美味しく、刺身、天ぷら、煮付け、洗いなどで賞味されます。 |
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