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11月22日に行われた瀬戸内海セッションはこの報告書にまとめられた内容に見られるように、成功裏に終わった。セッション後に行われた第5回世界閉鎖性海域環境保全会議のサヨナラパーティでは、今回の瀬戸内海セッションが言いっぱなしで終わったのではもったいないので、フロアーからの質問やコメントも含めて、1
冊の報告書にまとめ、関係者に配布したらどうかという意見が多く聞かれた。
そこで、瀬戸内海環境保全協会を事務局にして、テープおこしを行い、セッションに参加した各パネラーに確認してもらうと同時に、フロアーからの質問やコメントもまとめて、活字化した。そのようにして出来上がったこの報告書を読み直して見ると、現在まで瀬戸内海では環境保全のため、様々な人々や機関がそれぞれ努力してきたが、基本的には生物に対する配慮が十分ではなかったので、今後は瀬戸内海の生態系の保全に特に配慮した諸対策が必要なこと、環境保全の実現のためには、住民、行政、研究者、企業の緊密な協力体制が必要なこと、が改めて浮き彫りになったことがわかる。
今回の瀬戸内海セッションを貴重なステップとして、世界に誇れる瀬戸内海を実現するための研究活動に、心を新たにして取り組みたいと強く思う次第である。
第5回世界閉鎖性海域環境保全会議
瀬戸内海セッション ラポター
柳 哲雄(瀬戸内海研究会議企画委員会委員長)
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