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美しい景勝地や漁業資源の宝庫、海上交通の要路、そして精神文化を支える拠り所として、私たち日本人に豊かな恵みをもたらしてきた瀬戸内海は、まさに国民共通の貴重な財産です。
“人と自然との共生の時代”といわれる21世紀を迎えたいま、この素晴らしい瀬戸内海の環境をともに力をあわせて守り育み、次代にしっかりと継承していくことは、20世紀に瀬戸内海の恩恵を享受しながら豊かな生活を営んできた私たちの重大な責務といえましょう。
『社団法人瀬戸内海環境保全協会』では、1976年の発足以来、普及啓発・情報発信・調査研究事業など、瀬戸内海の環境保全に向けた広域的な活動を続けてきたところですが、これからも、瀬戸内海に関わる社会の構成員すべての参画と協働を基本に、より一層充実した取り組みを展開し、その自然環境の回復と創造をめざしてまいります。あわせて、半世紀にわたり蓄積してきた知見と経験をいかし、世界の閉鎖性海域の環境保全に関する国際的な活動にも積極的に参加し協力してまいる所存です。
皆様方の今後ますますのご理解とご協力を心からお願い申しあげます。
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