多島海の海霧
ドイツの有名な地理学者、リヒトホーフェンは1860年に瀬戸内海に立ち寄り、その美しさを旅行記に託して世界に発表しました。
広い区域に亙る優美な景色で、これ以上のものは世界の何処にもないであらう。将来この地方は、世界で最も魅力のある場所のひとつとして高い評価をかち得、沢山の人を引き寄せるであらう。 《中略》 かくも長い間保たれて来たこの状態が今後も長く続かんことを私は祈る。