● 実施結果と成果
・毎朝のゴミ回収は、276回実施し45Lゴミ袋で504袋 約11,3トンを回収した。
漂着ゴミは絶えないが、投棄ゴミについてはきれいになったことで、まだマナーの悪い人はいるが、ゴミがゴミを呼ぶ悪循環は断ち切れて格段に減ってきた。
・日曜日のビーチクリーニング活動は活動開始から116回になる。今年度は472人が参加し90Lゴミ袋で348袋 15,7トンの除草、草刈を行った。参加者中、224名がボランテイアであり、これはHPやチラシを見た人や、地域の方であり、活動の輪が広がっていくのが感じられる。
・これらの活動を通じ白い砂浜がひろがり、腰高まで生い茂っていた雑草が刈り取られ、草株を掘り起こし除去した事で、見違えるようにすっきりきれいに広くなって、利用者からは感謝されている。またこれにより地域住民に環境維持の意識がより芽生え、この浜を誇りに思ってくれるであろう。
・環境出前講座は香櫨園小学校(3年生児童158名)は事前学習2回、現地授業7回、浜脇小(同207名)は事前学習2回、現地授業3回、上ヶ原南小(同95名)は事前学習・現地授業とも1回実施した。児童たちはこの浜に親しみ価値を見出し誇りに思い、家庭に持ち帰り自然環境教育が家庭にも広がっていくと確信する。
・「浜辺であそぼ!」は5回(1回は雨天中止)実施し213名の親子が参加し、アサリの浄化実験、水質調査、生き物探し、ゴミ拾いを行った。特に「アサリの浄化」は子どもにも判りやすい紙芝居を制作した。好評であり機会を見つけては広く展開したい。
・「海と浜辺の未来を考えるフォーラム」を1月21日に開催し100人の来場者が熱心に聞いてくれた。
・海辺の生き物観察会は8月12日に開催したが、当日は生憎の猛暑で2家族5名の参加であった。スタッフの方が多かった分充実した内容になった。
・チームの活動を広報誌で紹介したり、イベントの開催案内やボランテイア募集をチラシで呼びかけたほか、メルマガを月1回のペースで発信した。
(助成額:18万円)