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KJB瀬戸内基金・フィリップモリスジャパン株式会社
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活動名称
写真と絵で知る「大阪湾」 (大阪府)
団体名称
人を自然に近づける川いい会
連絡先
URL
http://happytown.orahoo.com/kawaiikai/
写真

活動の概要

● 趣 旨
 当会はこれまで川を中心に活動してきたが、アユやウナギなど海と川を行き来する回遊魚の捕獲調査を 続けているうちに、海で活動する人々との情報交換が活発化してきている。また、山・川・海のつながりを考えないと、水質環境の改善は見込めない。そこで、流域の人々に湾の現状を知ってもらう冊子を作成し、無料配布する。山・川・海の元気を取り戻す心を育む環境教育の一環とする計画である。
● 内 容
 当会の城者定史氏は、水中写真家&ダイビングインストラクター。現在、(学)大阪コミュニケーションアート専門学校の教務副部長として海洋・環境分野を担当。学生たちと一緒に参加している「大阪湾再生プロジェクト」では、魚の産卵・稚魚の成長の場となるアマモを育てる活動を展開。また、当会の新瀬幾恵氏は、大阪府環境農林水産部水産課 企画・豊かな海づくり推進グループに所属、生物分類技能検定1級の登録者。ライフワークでは、小村一也の弟子として細密画を描いており、海の生物をモチーフとした作品を所有する。海のプロである2名の写真と絵を使用した大阪湾紹介冊子を作成。その発表をかねて、城者氏の写真上映会を開催。山・川で活動する人々にも大阪湾を知ってもらう機会を創出した。
● 実施日
平成23年6月1日
  〜平成24年3月31日→2月28日で終了
● 実施場所
取材協力先である(学)大阪コミュニケーションアート専門学校・大阪海上保安監部・水道記念館・芥川緑地資料館の他、地域の公共施設や自然保護団体等に配布する。
● 実施結果と成果
6月に「OSAKA BAY 環境勉強会」を開催。大阪湾の視察を目的に、大阪海上保安監部の巡視船に同乗させていただいた。 乗船したのは、CL型巡視船艇「こまかぜ」(定員10人)。コースは基地〜大和川河口部〜大阪港沖の新島〜淀川河口部〜北港ヨットハーバー〜基地。7月には、大阪コミュニケーションアート専門学校を取材。アクアリウムルームに常設された城者氏のギャラリーがあり、そこで大阪湾での活動を詳しくお聞きした。8月、6月の大阪湾クルーズにて城者氏が撮影した写真だけでなく、これまでに撮った大阪湾の姿をスライドショーをメンバーで鑑賞。冊子に掲載する写真を選定した。当会の法務担当・弁護士にも、海でのレジャーを解説してもらい、深い構成内容となった。仕様はA5・12Pの予定であったが、写真と細密画をふんだんに掲載したかったため、16Pに増量。印刷物に資金をまわすため、展示会ではなく写真上映会に変更。NPO法人nature worksの場所を無償提供していただいた。なお、冊子を事前配布した東大・京大・静岡大学等の教授より、お褒めの言葉を多数いただいた。

(助成額:15.5万円)

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