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KJB瀬戸内基金・フィリップモリスジャパン株式会社
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活動名称
二級河川市川水系 須加院川の美化活動 (兵庫県)
団体名称
須加院川の会
連絡先
〒679−2132
TEL:079−265−3631
FAX:079−265−3631
Email:blue_sky@gaia.eonet.ne.jp
URL
http://www.eonet.ne.jp/~sukain/
写真

活動の概要

● 趣 旨
二級河川市川水系 須加院川流域をいつも安全で美しく親しめる川にして次世代に引き継ぐこと、及びこれにより瀬戸内海の環境保全に寄与する小さくともキラリと光る成功例になること。
● 内 容
一年365日の日々が基金の助成対象、下記はその中の一例です。
a)川の草や笹などの刈取とゴミ拾い活動(両岸堤防上の道路側溝や山すそなどから川床間の範囲)が基本。
b)草刈(草・笹・竹・柴の刈取)。特に春〜初秋は草が繁茂しゴミ拾いに難渋するので前作業として励行。また顕著な草の繁茂は何故か遺棄ゴミが増えるので、特には暑く厳しいが春〜初秋は月2回実施。
c)草刈は河床の自然浚渫と低位化を促し流水の円滑化や溢水洪水災を防ぐ効果に、一方人口集中が顕著な都市部では河川や溝が暗渠化し排水溝・管・口などが遺棄ゴミに塞がれ多雨時には床上・下浸水禍が多くの都市で頻発、ゴミ拾いはこの災害を未然に防ぐ効果と市民へ訴求啓蒙する活動として兵庫県知事より感謝状をいただいた。須加院川の会の会員たちの活動への士気は大いに盛り上がっている。
d)校区子供会から依頼のホタル観賞会と自然環境保全の勉強会、4年前より実施し啓蒙啓発に努めている。
e)須加院川約5キロの全域からホタル乱舞の宵を実現しようと、昨年より交尾産卵から幼虫の飼育と放流に取組みを始めているが、子供会と観賞会を実施する縁で本年より協働に切り替えた。
f)河川敷花壇3.5m×40m:140uを2つ、280uの世話管理をし水辺の美観に努めている。
g)環境美化保全の関連活動として他団体主催のフォーラムやシンポジウムへも積極的に参加している。
h)会報「須加院川ありがとう」を年間6回発刊し地域の全家庭へ配布、環境保全意識の高揚を図っている。
● 実施日
平成21年4月1日(水)〜平成22年3月31日(水)
の24回  のべ1,515名参加
● 実施場所
二級河川市川水系須加院川(全長約6km)周辺
(兵庫県姫路市香寺町須加院)
● 実施結果と成果
井戸敏三兵庫県知事 兼 瀬戸内海環境保全協会会長 兼兵庫県瀬戸内海環境保全連絡会会長で、ひょうご安全の日推進県民会議会長から117阪神淡路大震災を忘れないとする各種各方面の個人や団体に加え、須加院川の会が感謝状を戴いた。贈呈された主旨は、川の草刈が河床の自然浚渫と低位化を促し流水の円滑化をはじめ堤防を越す溢水洪水の災害を防いだことと他の関係方面への啓蒙啓発効果に、またゴミ拾いは河川や海の環境美化保全だけでなく住民の集中が著しい都市部では川や溝の暗渠化が進み排水溝・管・口などが遺棄ゴミに塞がれ多雨時には床上に床下浸水の被害が多くの都市で頻発、薄れる市民の防災意識と環境保全への警鐘と訴求啓蒙する活動として、さらに丸八年に及ぶ自主防災活動としてのゴミ拾いへの感謝状でした。

上の写真:贈呈された感謝状

(助成額:16万円)
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