活動の概要

● 趣　旨
里山から里海までの連続性で育まれて来た生態系を、見て感じてもらうためのきっかけとなる文具として平成20年度に貴助成金で制作した「おさかな下敷きマップ第２」の作成。昨年度に確かな効果・評価を各方面から頂きながら、数量限定のため配布できなかった地域・団体でワークショップを展開する前年度の継続事業。
● 内　容
「生態系と種の多様性・里山から里海まで続く生命の輪」をニューバージョンとして制作。昨年効果を上げたワークショップとイベントで、各地域に密接する身近な自然「里山・まち・里海」により親しみと理解を持ってもらうために配布。
制作する下敷きマップは前回と同様にA4サイズフルカラー印刷で、硬質・超厚口ラミネート加工。部数は当初増産し1,000部とする予定であったが、助成額内でできる規模とした。
● 実施日
平成２２年１月２３日（土）
● 実施場所
きんき環境館　（大阪府大阪市）
人を自然に近づける川いい会主催「いきものシグナル」に合同参加の形で実施する。

● 実施結果と成果
前回、助成金20万円で作成した下敷き図鑑が予想以上に好評であったため、その新バージョンとして前回配布した関係各位にイベント前に配布。その後、地域の小学校や環境系活動リーダーたちに配布した。
表面で山から海までの生命の連続性をソフトなイラストで表現し、部分的にクイズを加えて子どもたちにも楽しんでもらえるデザインにしたことと、裏面に細密図鑑イラストと解説を入れる事で、全回以上に付加価値を喜ばれた。
予算的な都合で今回は「人を自然に近づける川いい会・主催イベント」に合流したが、参加者がすべて地域活動のリーダーや専門家であったため、様々な意見とともに意義と出来栄に評価を得ることが出来た。
まとまった数量が欲しいと申し出た団体も多く、上々の成果であったと考えられる。
■印刷部数　1,000
■下敷き加工部数　300
■会場内配布　40
■会場外配布　220
■在庫　40

（助成額：１０万円）