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KJB瀬戸内基金・フィリップモリスジャパン株式会社
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活動名称
二色浜海浜公園の海岸清掃 (大阪府)
団体名称
ビーチクリーン土佐
連絡先
Email:bctosa@yahoo.co.jp
URL
http://blog.zaq.ne.jp/bctosa/
写真

活動の概要

● 趣 旨
大阪府で2つしかない遊べる海岸である二色浜の清掃と、海岸に落ちている注射器などの危険ごみの周知を含めた、地元に根付いた活動を目指す。
● 内 容
月1度(1、2月を除く)の海岸清掃。ごみ問題をより深く理解してもらうために参加者にごみに纏わる環境ワークショップを実施。二色浜公園は、観光できる海岸にもかかわらず医療ごみなどの危険ごみが多いことを管轄の行政、または近隣住民と協力して、地元の方と海岸からきれいな大阪の海を守る活動を目指して、現状を知ってもらうために地域への報告や活動PRをして協力者を増やすための行動を起こす。また、春と秋の年2回、ごみのデータ調査実施、「クリーンアップ全国事務局」に報告
● 実施日
平成21年4月から22年3月までの毎月第3日曜日に清掃活動
平成21年4月19日(日)、5月17日(日)、6月21日(日)、7月19日(日)、8月16日(日)、9月20日(日)、10月18日(日)、11月15日(日)、12月20日(日)、平成22年3月22日(日)、平成22年1月、2月は清掃活動休みのため、海岸周辺のごみの調査やPRパンフレット設置協力場所でパンフレットの反響状況の確認(21年10月に200部作成)。
● 実施場所
大阪府貝塚市澤 二色浜海浜公園 近木川 河口付近
● 実施結果と成果
○清掃日の活動結果(クリーンアップの結果)
参加人数は、団体のスタッフ参加平均数3名で安全管理で、ごみ拾い前のワークショップが聞こえる範囲を考えて20名の定員で実施。1、2月の強風の時期以外と5月の
雨天中止を除き、参加平均数は08年が10名に対し、09年は12名。拾ったごみの量は45Lゴミ袋数で平均9袋、ゴミ袋に入らない大型ごみは、建材、漁業ごみ(漁かご、フロートなど)、団体で注視している注射器は月平均2本。
○PR活動など
21年10月にPRパンフレット200部作成、市内3店舗の協力店舗に設置。昨年までの名刺サイズからA4三つ折サイズに変更。ごみ拾いが無い月は二色浜周辺で海岸にあるごみに関連がありそうな周辺施設や環境の記録、地域参加者と交流を通して地域と協力できそうな情報を集める。
○助成金で向上したこと
働いて生活や安定した精神を維持しながらボランティア活動の基盤を作る時間と経費を支えてもらえたので、精神的なゆとりを持てたので活動内容の充実に力を注げた。活動を行う為に、・行政機関と連絡の取れる平日に日程を合わせる必要がある。・生活維持や経費捻出の為の仕事を欠勤する負担・活動PR時間の確保・ワークショップの資料作成費用 などが助成金でバックアップしてもらえたために、生活維持と活動が両立できた。10月にパンフレットを協力店舗などで設置後、問い合わせや参加依頼が増加。自ら動けない分、パンフレットで大きな活動PRが出来ている。前向きな思考で継続する気持ちの大きな支えになった。地元に根付いた活動目標は、地域で協力していただける方をいくつか紹介していただける段階でとまっているが、二色浜へ行けるゆとりが出来た分、情報収集できた成果である。精神的な安定も継続した活動に重要であり、今後の目標の足がかりをつかむことは出来た。

(助成額:14万円)

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