● 実施結果と成果
・参加者数75名(子ども33名、大人(スタッフ含)42名)
・生き物調査では、芦田川の府中大渡橋では10種類の魚と10種類の水生生物、出口川では12種類の魚と8種類の水生生物が確認できた。オイカワ、カワムツ、ムギツクなど、比較的きれいな水質にすむ生き物がたくさん見つかったとともに、府中大渡橋では貴重種のアカザが8匹も見つかった。
・水質調査では、2地点とも透視度は高く、生活雑排水などの汚れの度合いを示すCODや川の汚れ具合の目安となる窒素やリンなどの測定結果も概ね良好な結果となった。
・調査結果は、子どもたちが、川の様子や、捕まえた魚の生態、調査の感想などを、魚のイラストとともに模造紙にとりまとめた。また、その資料をもとにレイアウト等を事務局で調整し、啓発資料「芦田川さかなマップ」としてホームページ等で公表した。
・参加者から、“いろいろな魚がとれてよかった。”、“まだ知らない魚がたくさんいると知ることができた”、“魚のとり方を知ることができた”、“子どもが魚と環境のことを考えることができた”等のご意見をいただくなど、一定の啓発効果が確認できた。
(助成額:16万円)