21-17
KJB瀬戸内基金・フィリップモリスジャパン株式会社
一覧へもどる
活動名称
太田川放水路及び脈川の底生生物・水環境調査 (広島県)
団体名称
広島環境サポーターネットワーク
連絡先
URL
http://www.hiroshimakankyonet.com/
写真

活動の概要

● 趣 旨
中国山地より発し瀬戸内海の広島湾へ流れる太田川。太田川の下流域とその脈川の生物のモニタリング調査と水環境調査を行い冊子に纏め、自然環境保全活動を実施。
● 内 容
太田川において各調査をし冊子に纏め(120冊)会員や行政機関や大学等へ配布
◎環境要因調査(気温・水温・pH・COD・溶存酸素・塩分濃度)
◎水分析調査(硝酸性窒素・亜硝酸性窒素・アンモニア性窒素・リン酸イオン・鉄イオン・硫化物・濁度)
◎底生生物調査(甲殻類・軟体動物・環形動物・星口動物・扁平動物)
◎底質分析(乾燥減量・強熱減量・粒度組成比率)
● 実施日・実施場所・参加人数
(広島県広島市)
◆太田川放水路4か所
 (河口・己斐橋・三滝橋・祇園大橋)
 平成21年4月25日/4名、平成21年7月4日/5名
 平成21年10月3日/2名
◆天満橋(環保協・江波下水処理場)
 平成21年9月19日/5名
◆旧太田川・本川(吉島河口・相生橋)
 平成21年4月11日/8名
◆元安川(河口)
 平成21年5月9日/2名
◆京橋川(白潮公園)
 平成21年6月6日/8名、平成21年10月18日/3名
◆えんこう川(駅前大橋)
 平成21年6月20日/3名
【合計】11か所/9日/40名
● 実施結果と成果
太田川放水路年間平均値
環境要因:
pH7.5で一定、COD/2〜4mgo/l、CL/0.8〜1.5%、
DO/4.1〜6.6mg/l
化学分析:
全窒素/0.704〜0.902mg/l、
リン酸イオン/0.04〜0.52mg/l
底生生物の動態:
河口付近 種数/約28種 個体数/981個体
結果:
太田川放水路全域の環境は河口を中心にそれぞれの底生生物の棲み分けが出来、都市河川としては多様性豊かな水域である。脈川については太田川放水路より一段と各数値に差があり西高東低の川が成り立っている。(詳細は冊子を参照)

(助成額:15万円)

▲ページの最初へ